PADS Flow

業界をリードする高い生産性を誇る、独立系エンジニア向け
PCBベースの設計ソリューション

シーエィディプロダクトは、PADSの販売サポートをはじめて30年以上となる実績のある会社です。
ご導入後のトレーニング、サポートをシーエィディプロダクトで行っております。
ご不明な点や、お困りの点に関する対応も迅速に行っております。

PADSをアシストするツール(BOM MasterDA-ToolRefChk)もご提供しております。

  • 高品質なハードウェアシステムを迅速に設計、解析、実装
  • 各プロジェクトの難易度と予算に応じたソリューションを提供
  • 継続的な製品アップグレードを通じて競争力を維持
  • PADS製品構成
  • 操作マニュアル

PADS Standard Plus

高度なツールセットを備えた、より包括的な設計フローを必要とする独立系エンジニアに向けて開発されたPADS Standard Plusは、PCB Standardのレイアウト機能をさらに拡張し、解析と検証の機能も統合しました。高品質なPCBを迅速に開発するためのあらゆる機能が揃っています。

回路設計

直観的なプロジェクトおよび設計ナビゲーション、階層構造の完全サポート、設計ルールおよび属性を管理する高度なツールによって、各PCB設計の目標達成を支援します。

統合された回路図入力環境によってクリエイティブで最高品質の製品設計を実現
階層構造で表示されるプロジェクトナビゲータに、ブロックや部品、ネット、プロパティなどが新しく追加されると、リアルタイムに表示が更新され、必要に応じてフィルタリングすることで、プロジェクトに応じてカスタマイズして表示できます。また、すべてのエディタ間との双方向クロスプローブにも対応しています。設計の再利用とバリアント設計もサポートされているため、製品のTime-to-Marketを短縮し、製品品質を向上すると同時に、製品コストを削減することが可能です。

  • プロジェクトに合わせたフィルタリング機能により、設計定義を自由に作成

    複数のシート、制約条件、シミュレーション機能を共同で使用できます。

  • 部品情報管理機能との統合によりインテリジェントに部品選択

    一般に使用されている各種部品データベースから、部品を検索して選択することが可能です。

  • FPGAやコネクタ、バックプレーンといった多ピンデバイスのテーブルベース設計向けの
    インターコネクトエディタ(ICE機能)

    複数シートにまたがるシンボルに悩まされることなく、多ピンデバイスの接続を迅速に定義します。

 

レイアウト

PADSの高度なレイアウト機能は、ハイスピード、高密度、アナログ、デジタル、RFなど回路の種類に関係なく、シンプルなものから複雑なPCB設計に容易に対応します。配置と配線を効率よく簡単に進めるあるゆる機能を備え、PCBが確実に設計目標を達成できるようにします。

高度なレイアウト機能により、PCBを簡単に設計

強力なPDR(物理的設計再利用)機能、使いやすい製造準備機能、3D表示機能を使って設計を高速化しま
す。回路図とレイアウト間を完全にクロスプローブできるPADS Standard/PADS Standard Plusは、リスピンを削減し、製品の完成度を高めると同時に、作業時間を短縮します。
部品の配置作業は、クロスプローブでリアルタイムに同期しながら、回路図側から実行できます。
また、PADSは強力なグループ配置機能を備えており、部品の回転角度も1/10単位から設定できます。
複雑なスプリットプレーンや混合プレーンに対処できる各種機能は、設計や配線に関する課題解決を支援します。PCB配線は、マニュアル配線と対話型配線をバランスよく組み合わせることができます。また、高度なルールを用いて、ハイスピードPCBを高速かつ正確に設計します。

対話型配線は非常に高い柔軟性を備えており、配線経路をどのように運ぶかを選択することができます。トレースやビア配線、スムージング、パッド入力、トレース長モニタリングなどの機能の有効/無効を配線中に切り替えられます。また、既存のトレース、基板外形、禁止領域に従いながら配線することで、不規則で複雑なトレースも簡単に作成できます。

デザインルールチェック(DRC)はすべての制約条件を確実に満たすかをチェックし、どんなルール違反も起きないように管理することで、後になって修正し直す事態をなくします。クリアランス不足の場合は、高度な押しのけ機能を使って簡単に解決できるので、高密度の基板配線は大幅に簡素化できます。対話型配線は、ハイスピードネット、差動ペア、等長グループにも容易に対処するため、ハイスピード設計に求められるあらゆる制約条件を満たすことができます。

  • 簡単で効果的な対話型配線

    PADSはすべての配線課題に高度に対処しながら、いかなる基板も効率良く迅速に配線します。

  • PDR(物理的設計再利用)とバリアント機能で作業時間を短縮

    PDR(物理的設計再利用)や実装バリアント機能によって、設計完成までの時間を短縮し、エラーを削減します。

  • 製造準備

    DFT(Design For Test: テスト容易化設計)とDFF(Design For Fabrication: 基板製造を考慮した設計)を監査する機能が統合されているため製品品質を最適化し、サイクルタイムとコストを削減します。

強力な検索機能とフィルタ機能を備える部品情報管理

1つのスプレッドシートからすべての部品情報へアクセスできるため、データの重複や複数ライブラリの存在、長期的なツールオーバーヘッドなどを気にする必要がなく、ユーザフレンドリな部品データベースを常に最新の状態に保つことができます。

イントラネットやWebで部品を手早く検索して選択

PADSの部品情報管理機能は、データの重複や複数ライブラリの存在、長期的なツールオーバーヘッドなどを気にすることなく、1つのスプレッドシートからすべての部品情報へアクセスすることを可能にしました。業界標準のODBC(Open Database Connectivity)を用いて、社内の部品データベースやMRPデータベースとも簡単に統合できるため、各拠点に分散している設計チームが一元化された部品情報にアクセスすることができます。PADSの部品管理機能を使うと、各データベースは常に同期されて最新の状態に保たれるため、設計工程の終盤まで発見しにくい品質の問題やコストのかかる設計のやり直しを解消できます。

また、PADSの部品管理機能は、常に最新でユーザフレンドリな部品データベースの保守を簡単かつ効率良くします。類似した部品はすべて1つの図形シンボルとして定義しておき、回路図に部品を追加するときにデータベースの情報を使ってその部品の属性を割り当てます。こうして、類似部品に対して同じシンボルを使うことで、部品検索が効率化します。シンボルの更新も迅速になり、重複作業が減るため、最新の部品データベースを簡単かつ効率的に維持することができます。

  • 部品データベースから部品を迅速に検索して選択

    専用のクエリビルダにより、複数のAND条件やOR条件などによる検索を細かく制御できます。

  • 最適な部品を確実に選択

    スプレッドシート形式で部品データをダウンロードして表示し、部品特性を簡単に比較できます。

  • 社内の部品データベースやMRPデータベースと簡単に統合

    納入可能なメーカーとその生産管理ステータスが自動表示されるため、設計者はリードタイム、価格、在庫状況などを考慮しながら部品を選定できます。

アーカイブ管理

設計プロセス全体を通じてPADSのアーカイブ管理機能を使うことで、時間の節約と設計品質の向上を測りながら、データを蓄積します。また、レポートを生成して設計を確認したり、アーカイブを比較して設計の差異を特定したりすることができます。

アーカイブ化、バージョン比較、レポート生成、コラボレーションを実現

設計プロセス全体を通じてPADS Standardのアーカイブ管理機能を使うことで、時間の節約と設計品質の向上を図りながら、データを蓄積します。

簡単なデータ管理

PADSのアーカイブ管理機能は、格納庫型(ボルト)を用いたシンプルなストレージメカニズムによって、手作業のバックアップ作成にかかる時間やコストを削減します。格納庫で効率良くアーカイブを作成、インデックス化、復元することで、チームの生産性を向上します。
アーカイブ名やユーザ定義の説明テキストを使って、格納庫の内容を迅速かつ簡単に検索します。また、アーカイブの情報に基づいて、PADSは回路図やレイアウトのビューを自動生成します。

アーカイブ管理とレポート生成

PADSのアーカイブ管理機能には、リビジョン管理やデータ格納以上の機能があります。強力な検証とレポーティングの機能によって、設計データの検索とアノテーションをしながら設計フロー全体でより広範にコラボレーションして効率化を進めます。

  • 設計データの保護

    PCまたはネットワーク上のセキュリティの高い格納庫にデータを保管します。

  • 直感的なグラフィカル表示でデータ比較

    クロスプローブとグラフィカル表示による比較をしながら、設計変更箇所を更新し、設計意図を遵守します。

  • 効率的にコラボレーションして設計検証を強化

    インテリジェントな赤色コメント機能を使って、情報やコメントを追加します。

ライブラリ管理とIPCに準拠するランドパターンのカスタマイズ

実績のある初期部品ライブラリ、無料のライブラリトランスレータ、IPC準拠のフットプリント生成ウィザードも付属しています。

高精度な最新ライブラリを活用してPCB設計を成功に導く

簡単な部品管理

PADS Standardでは、1つのスプレッドシートからすべての部品情報へアクセスできるため、データの重複や複数ライブラリの存在、時間のかかるツールの諸経費などを気にする必要がありません。
業界標準のODBC(Open Database Connectivity)を用いて、社内の部品データベースやMRPデータベースとも簡単に統合できるため、各拠点に分散している設計チームが一元化された部品情報にアクセスすることができます。

ライブラリデータへのアクセス

PADSのライブラリは、業界標準のデータベース管理システム(DBMS)向けフォーマットであるODBCを用いて構築されています。テキスト、スプレッドシート、Microsoft Access、Oracle SQL Server、そのほか商用のリレーショナルデータベース管理システムを含むあらゆるデータベースフォーマットのデータにアクセスが可能です。

  • 部品検索にかかる時間を短縮

    パラメータ検索によって適切な部品を迅速に特定します。

  • 回路図に配置したシンボルをリアルタイム検証

    回路図に部品データの不一致や不足がないかを検証します。

  • 用途に応じて部品情報管理をカスタマイズ

    不要部品などを区別するため、ユーザ定義のフィールドを追加できます。

  • IPC(プリント回路協会)標準のフットプリントを素早く作成するランドパターン作成機能

    部品をコピーして新規の独自部品やバリアント設計用の部品を手早く作成します。

制約条件管理と配線の機能を統合

ハイスピード信号を多く含む基板では、制約ドリブンの設計がいかに重要かを実感させられます。PADSは強力で使いやすい制約条件管理システムによって、PCB設計の制約条件を作成、確認、検証します。

階層構造の設計ルールを制御しながらCorrect-by-Construction
(構築することで正しい結果が得られる)設計を実現

レイアウト制約条件を簡単に定義

階層構造の設計ルールを簡単に取り込み、PCBが電気的なルールや製造上のクリティカルな設計ルールを満たしているかを確認します。制約管理環境、設計入力環境、レイアウト間で、双方向にクロスプローブしながらハイライトや選択することで、設計意図を正確かつ効率的に取り込み、確実に適用できます。
この制約条件管理機能によって、1つの環境で電気的および物理的制約条件のどちらも定義して検証できるため、それぞれ個別にデータベースを保有する必要がなく、複雑な制約入力プロセスを簡素化する一方で設計精度を向上させます。

  • 一度入力した制約条件は、設計フロー全体に適用可能
  • 階層構造のルールを用いて、クラス、ネット、グループ、ピンペアなどを正確に制御
  • ハイスピード設計のルールを用いて配線が性能要件を確実に満たすことを確認
  • 制約条件をネスト化して、設計フロー内でより効率的に配線を制御
  • 等長、差動ペア、最大/最小長などハイスピード設計のルールを定義
  • 統合された制約入力ツールによって性能と製造性を向上

    共通の制約編集環境を使って、設計入力からPCBレイアウトまで双方向にクロスプローブできます。

  • 制約テンプレートによって複雑なルールを複数のネットに適用

    シミュレーション環境からレイアウト上へダイレクトに設計意図を適用できます。

  • 制約条件は制約編集環境で直接検証

    設計意図に照らしてレイアウトを検証します。

  • コンテキストに応じて制約条件を入力

    回路図エディタからもPCBレイアウトエディタからも簡単に制約条件の更新が可能です。

解析

シグナルインテグリティ(クロストーク解析含む)、熱解析、アナログシミュレーション

PADSのPCB設計解析と検証の機能は、高い精度と操作性で定評のあるHyperLynxのテクノロジを用い、設計から製造に至るまで最適な効率性を実現します。

使いやすい内蔵SPICEアナログシミュレータを使って、基板レベルのアナログシミュレーションを行い、物理レイアウトに進む前に設計の機能性を確認します。プリレイアウト解析によって配線制約を定義し、配線されたPCBを検証します。部品やPCB上のホットスポットを迅速かつ効率的に見つけ、製造や実装段階に入って問題が起きる前に製造上の問題を検知します。

  • アナログシミュレーション

    アナログPCB設計を迅速かつ確実に解析することで、製品品質を向上します。

  • シグナルインテグリティ

    PADSの仮想プロトタイピングにより、オーバーシュート、アンダーシュート、リンギング、タイミングといった信号劣化につながりそうな問題を検知して解決します。部品ファミリの種類を変えながらwhat-if(仮想条件)シナリオを何通りも試してから、選択した結果をレイアウト上で検証することで、コストのかかる問題の起こりそうな箇所を物理プロトタイプを作成する前に判別できます。

  • 熱解析

    配置済み、一部配線済み、完全配線済みの各PCB設計について、基板レベルで熱の問題を特定し、解決できるソフトウェアは、PADSだけです。

  • DFM(製造を考慮した設計)解析

    製造上の問題を最小限に抑え、設計ごとの設計リビジョン回数を出来る限り減らして、リリースまでの時間を短縮します。

一元化したライブラリ管理

1つのスプレッドシートからすべての部品情報へアクセスできるため、データの重複や複数ライブラリの存在、時間のかかるツールの諸経費などを気にする必要がありません。

イントラネットやWebで部品を手早く検索して選択

PADSの部品情報管理機能は、データの重複や複数ライブラリの存在、長期的なツールオーバーヘッドなどを気にすることなく、1つのスプレッドシートからすべての部品情報へアクセスすることを可能にしました。業界標準のODBC(Open Database Connectivity)を用いて、社内の部品データベースやMRPデータベースとも簡単に統合できるため、各拠点に分散している設計チームが一元化された部品情報にアクセスすることができます。PADSの部品管理機能を使うと、各データベースは常に同期されて最新の状態に保たれるため、設計工程の終盤まで発見しにくい品質の問題やコストのかかる設計のやり直しを解消できます。

また、PADSの部品管理機能は、常に最新でユーザフレンドリな部品データベースの保守を簡単かつ効率良くします。類似した部品はすべて1つの図形シンボルとして定義しておき、回路図に部品を追加するときにデータベースの情報を使ってその部品の属性を割り当てます。こうして、類似部品に対して同じシンボルを使うことで、部品検索が効率化します。シンボルの更新も迅速になり、重複作業が減るため、最新の部品データベースを簡単かつ効率的に維持することができます。

  • 部品データベースから部品を迅速に検索して選択

    専用のクエリビルダにより、複数のAND条件やOR条件などによる検索を細かく制御できます。

  • 最適な部品を確実に選択

    スプレッドシート形式で部品データをダウンロードして表示し、部品特性を簡単に比較できます。

  • 社内の部品データベースやMRPデータベースと簡単に統合

    納入可能なメーカーとその生産管理ステータスが自動表示されるため、設計者はリードタイム、価格、在庫状況などを考慮しながら部品を選定できます。


    *製品構成は、予告なしに変更することがございます。