弊社シーエィディプロダクトで開発を行った
【PADS Standard】または【PADS Standard Plus】を
より効率よくご使用頂ける補助ツールです。
弊社よりPADS製品をご導入いただけますと、無償でご提出させていただきます。
RefChk
本ツールはPADS Layoutと接続し、部品の位置とリファレンス(回路番号)を検索することで、リファレンスが正しく配置されているかをチェックするツールです。
バージョンアップ情報
2015.10.06
・Ver.1.0.0.8にバージョンアップしました。
不具合修正
2011.01.21
・Ver.1.0.0.3にバージョンアップしました。
距離チェック結果で、対象文字列が多数の場合RefCheckが強制終了する不具合を修正しました。
ウィンドウサイズを可変できるようにしました。
動作環境
PADS Layout Ver9.0 以降のバージョンで動作いたします。
検査項目
- 下図のように、部品原点とリファレンス原点の距離等を参照し、各チェックを行います。
- ラベル重複チェック
部品内にリファレンス(Ref.Des.)が複数存在した場合にエラーとして表示します。
注意:リファレンスが複数存在する場合、他の検査が行われません。
他の検査を行うには、部品内のリファレンスを1つに修正してください。
- クロスチェック
部品原点とリファレンス原点を直線で結び、直線がクロスした場合にエラーを出します。
下図では、「R2」と「R3」のリファレンスの位置が間違って配置されていますので、エラーとなります。
注意:下図のような場合は、クロスチェックでエラーとして認識されません。
部品原点とリファレンス原点の距離から「距離チェック」のエラーとして表示される場合があります。
- 距離チェック
部品原点とリファレンス原点の距離より他の部品のリファレンス原点が近い場合にエラーを出します。下図では、「R1」の部品原点と「R1」のリファレンス原点の距離より、「R2」のリファレンス原点の方が「R1」の部品原点に近いためエラーとなります。
- 角度チェック
部品の角度とリファレンスの角度を参照し、リファレンスの向きをチェックします。
リファレンスの角度を「0°、180°」、「90°、270°」、「その他の角度」と分類し、各グループの少数派をエラーとして表示します。同数の場合は両角度とも表示します。
「その他の角度」は全て表示します。
下図では、「R1~R3」が「0°」、「R4」が「180°」、「R5~R7」が「270°」、「R8」が「90°」となっています。「0°、180°」グループでは「R4」の「180°」が少数派、「90°、270°」グループでは「R8」の「90°」が少数派となり、エラー表示されます。
- 反転チェック
部品ラベルプロパティの反転にチェックが入っている場合にエラーとなります。
- リファレンス無しチェック
リファレンスが削除されている部品をエラーとして表示します。
DA-Tool
本ツールはPADS Layoutと接続し、レイヤ表示とグリッドコントロールをサポートするツールです。
動作環境
PADS Layout Ver9.0 以降のバージョンで動作いたします。
機能説明
- レイヤ表示のON/OFF
「画面表示色を定義」の「レイヤの表示」のチェックと同様の機能です。チェックを外したレイヤは表示されません。「層構成を定義」内の「非電気層」の「有効/無効」で「使用可能」のチェックが外れているレイヤは、リストに表示されません。
- 可視属性表示
「画面表示色を定義」の「可視属性制限」と同様の機能です。「可視」にチェックが入っていると、
「Lay」のチェックが外れているレイヤはリストに表示されません。
- 設定内容
- グリッド
登録されているグリッドサイズを選択しますと、Layoutの各グリッドサイズが変更されます。
*グリッドサイズ登録数は無制限に登録できます。
*グリッドリストの順番は、使用した順に入れ替わります。
*グリッドリストに直接グリッドサイズを入力し「Enter」でグリッドは変更されますが、
グリッドリストに登録されません。
*Layout ⇔ 部品作成 で画面を切り替えた場合、グリッドサイズは更新しませんので、
グリッドサイズを選択しなおしてください。
*ALLのチェックが入っていますと「設計」「ビア」「表示」のいづれかのグリッドを変更した場合、
他のグリッドも同サイズに変更されます。