PADS最新バージョンと旧バージョンの共存について
PADS VX以降
VX 以降は、【Release Switcher】 でPADSバージョンの切り替えを行います。
以下のスタートメニューから起動できます。
スタート > すべてのプログラム > Mentor Graphics PCB > The MGC PCB Release Switcher
(直接起動の場合 C:¥ProgramData¥mgcSDD¥win32¥ReleaseSwitcher.exe)
【Release Switcher】 は、初回起動時、現在システムにインストールされている全てのリリースを認識してませんが、【Release Switcher】 の 【Browse】 ボタンにて他のリリースをリストに追加することができます。
【Release Switcher】 の「フォルダーの参照」ウィンドウにてインストール・ターゲットの下のプロダクト・ルート・フォルダーを指定します。
追加するリリースがデフォルトおよび推奨の 'C:¥MentorGraphics' にインストールされている場合の例:
C:¥MentorGraphics¥9.5PADS
C:¥MentorGraphics¥PADSVX.0
注意)
VX リリースの設定またはリリースの切り替えでは、以前のバージョンで使用していた 【Configurator】 を使用しないでください。VX
以前のリリース(例: PADS 9.5 など)への切り替えでも 【Release Switcher】 を使用
してください。 【Release Switcher】 は、全く別の場所のルート・ターゲットのリリースへの切り替えでも
機能します。(切り替えの度に既にインストールされている Configurator を用いて【Configurator -clean】 が実行されます。)
同時に 【Registrator】 にていつでも DLL や実行ファイルの再登録、ショートカットの作成(および基本的なプログラムの修復)を行うことができます。
また、【Release Switcher】 もこのプログラムを実行できます。
実際には、【Release Switcher】 はラッパープログラムとなっており、VX リリースを選択した場合は
【Registrator】 を、VX 以前のリリースを選択した場合は 'Configurator' を呼び出しております。
PADS2007からPADS9.5まで
PADS2007全てのリリース(2007-2007.4)と PADS9全てのリリース(9.0-9.3.1) は、インストール先のフォルダ(デフォルトの場合、"C:\MentorGraphics" )の下に、新しく "<バージョン名>PADS" という名前でフォルダが作成されます。
同じフォルダの下に、各バージョンのフォルダが作成されるので、上書きの可能性はありません。
例 :
C:\MentorGraphics\9.3.1PADS (PADS9.3.1)
C:\MentorGraphics\2007.4PADS (PADS2007.4)
C:\MentorGraphics\2007PADS (PADS2007)
PADS2007以上のバージョンを切り替える場合は、必ず Configurator を実行して下さい。
スタート> すべてのプログラム > Mentor Graphics SDD > The MGC SDD Configurator
使用したい PADS のバージョンを選択する画面が表示されるので、画面に従って進んで下さい。
※スタートメニューに登録されて無い場合は、下記より直接起動してください。
C:\MentorGraphics\win32\configurator.exe