PADS 9.3
差動ペアの円弧作成
対話型配線中に差動ペアに円弧を追加する機能がPADS Routerで追加されました。差動ペアが「ジョイン」モードで、「個別に配線」で配線された場合にサポートされます。動作は、シングルネットの対話型配線の「円弧追加」機能と同様のものになります。
ExpeditionデータベースのPADS Layoutへのインポート
PADS Layoutのデータ入力機能で、Expedition PCBデータベースをサポートしました。
LPウィザードおよび関連ライブラリのPADSインストールへの追加
PADSインストールメディアにLPウィザードが追加されました(ライセンスは別途必要です)。また、LPウィザードで作成された11,500以上もの部品形状がPADSフォーマットで使用 できます。
3D Viewerの機能向上
3D ViewerでECAD/MCADコラボレーターをサポートしました。実装部品に対する操作はPADS Layoutおよびコラボレーターの両方で動的に表示されます。静的 モードで詳細(配線、ビア、ベタ)を表示することもできます。
LPウィザード
コートヤードは、「丸め位置」値が0.1ミリ(単位がミリまたはミクロンの場合)または 4ミル(単位がミルまたはインチの場合)より大きい場合を除き、「丸め位置」の値で 丸めるよう修正されました。
ECAD/MCAD コラボレーター
電気CADとメカCAD 間でXMLデータを共有することにより、コラボレーションが 非常に簡単になりました。またECADおよびMCADユーザーはそれぞれのツール環境でデータを表示することが可能です。いずれかのシステム上でエンジニアが 提案した変更を両方のシステムで表示でき、承認または却下できます。
ECAD/MCADコラボレーターを使用すると、情報共有が非常に簡単になるだけではなく、より正確なコミュニケーションと製品開発のスピードアップを図ることができます。
ECAD/MCADコラボレーターでは新たなProSTEP標準を使用しており、メカCADと電気CADグループ間での新たなレベルのコラボレーションが可能になりました。
現在、ProEngineerもこの標準をサポートしています。
ECAD/MCADコラボレーターは追加オプションです。詳細は弊社の営業担当にお問い合わせください。